悩みの多い人は、夢をよく覚えている
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よく眠るけど、夢をたくさん見た覚えはないと言う人もいるかもしれません。
多く眠るほどレム睡眠が長くなるので、夢もたくさん見ているはずですが、起きた時に夢の内容を記憶しているかどうかは別問題。
中には、たくさん眠ったのに、まったく夢を見なかったという人もいるでしょう。
夢を多く見るという人は、不安傾向が多きく、抑うつした部分も強いという傾向にあるのだそうです。
社会的地位が高い人や、自己実現の欲求が強い人も、夢を見たことを記憶しています。
とくに、女性の場合は、よく夢を見る人ほど、気持ちが内にこもりがちで、ときには神経症的傾向も見受けられるというのです。
つまり、夢を多く見る(見たことを覚えている)人ほど、自分の内面をじっくり見つめる傾向があり、なおかつ自分の能力を可能な限り発揮したいと感じているのです。
しかし、一方では、なんらかの不安を抱えて、自分の本音を抑えて生活していると言えるのではないでしょうか。
極論すれば、悩みや不安、葛藤が多い人ほど、夢を覚えているとも考えられそうです。それは、夢の世界へ逃げこむことが、現実の辛さを忘れるひとつの方法であると、無意識に感じているからかもしれません。